資産運用の始め方(3) / インデックス積立投信で一番大切なこと

もし,私が人より遠くを見ているとしたら,それは,先人の肩の上に立っているからだ。

アイザック・ニュートン
インパクト 編『生きる力がわいてくる名言・座右の銘1500』

これまでの記事で
そもそも資産運用が必要か、資産運用する余裕(=毎月の投資額)があるのか。

リタイアまでの必要額(=目標利率)を計算してきました。

毎月の投資額と目標利率が決まれば、
インデックス積立投信で一番大切な「資産配分」が決定できます。

attention!!

目標利率を参考として
許容リスクを基準に資産配分を決める方がオススメです。

現代ポートフォリオ理論

インデックス投資で最も重要なのは、資産配分割合です。
では、その配分割合はどう決めたら良いでしょうか。

均等割? GDP比? 市場予測? 
実は最適な資産配分を求める理論が存在します。

それが現代ポートフォリオ理論です。

この理論を発表したハリー・マックス・マーコウィッツ氏は、
1990年ノーベル経済学賞を受賞しています。
(受賞理由は、「資産形成の安全性を高めるための一般理論形成を称えて」)

詳細な説明はwikipediaをご参照を。
現代ポートフォリオ理論:wikipedia
えーと、数式が多くて大変ですね…。

私も内容を理解しているわけではありません。
自動車の構造を理解していなくても、運転はできますし、
携帯電話の仕組みが分からなくても、ケータイでネットが見られればいいのです。
理論はともかく、最新の金融工学の成果をありがたく活用しましょう。

さて、ここで大切なのは効率的フロンティアです。
「効率的フロンティア」
(ファイナンス用語集:一橋大学大学院経営管理研究科 みずほ証券共同研究サイト)
簡単に言うと、ある期待リターン(=利率) or リスクにおいて
最も効率的な資産配分が存在するってことです。

とはいえ、この計算を金融工学の素人の我々が行うのは難しい…。
そこで、証券会社が資産配分を計算してくれるサイトを用意しています。
投信ポートフォリオ診断:マネックス証券
投信ロボ:岡三オンライン証券
Funds Robo:野村アセットマネジメント

最近話題のロボアドバイザー(ロボアド)は、
詰まるところ、あなたの求めるリターン or リスクに対する
効率的フロンティアを求めていると思われます。

ですから、ロボアドにすべて任せてしまってもいいと思います。
ロボアドサービスにもよりますが、リバランス(比率が高くなった資産クラスを売却し、比率の低い資産クラスを購入)を自動で行ってくれるのは魅力ですね。

ロボアドに任せた場合、設定したら投資したことも忘れるくらいがいいと思います。
たまに、成績を見ても見るだけ。
決して余計な利益確定や損切りをせず、ほったらかしがベスト。

でも、自分の大切なお金を預けるのに、それだとちょっとつまらない。
それに、長期投資における最大の敵は税金と手数料
ロボアドは便利さの代わりに、ロボアドの使用料が取られてしまいます。

便利さを取る代わりに、その分の手数料を支払う訳です。
それを理解して、ロボアドを利用するならそれで問題ありません。

でも、なぜ、資産運用するのか。
理由は様々でも、結果として、お金を殖やすためではないでしょうか。

ですから、私が実行している方法でもある、このサイトのオススメは
算出された効率的フロンティアを参考に自分で個別に投資信託を買ってしまいましょう
ということです。

私が利用しているのは、マネックス証券のMONEX VISION βです。
MONEX VISION β:マネックス証券
これで、効率的フロンティアにどれだけ近づいているか確認できます。
ボーナス時のリバランス(=追加投資)は、「追加購入アドバイス」を参考にしています。

このサービスの素晴らしいところは、マネックス証券に保有している資産だけで無く、
MONEX ONEというサービスで他証券会社のデータを取り込んで、分析することも可能なことです。
MONEX ONE:マネックス証券
いやはや、マネックス証券さん、太っ腹です。

いまは、ポイントにつられて投資信託はSBI口座に移してしまいましたが、
株式・NISA口座はいまでもマネックス証券で運用しています。

以上で、資産クラスへの配分(=積立額)が決まりました。
具体的にどの投資信託を買うべきかについては、別のエントリで。

2019年4月22日投資のヒント, 資産運用を始めよう

Posted by totsuoitsu